散策者の発表会 vol.2『太田省吾の戯曲を声に出して読む』

 散策者は現在公演と発表会の両輪で創作活動をしています。公演は観にきていただいたお客様にパッケー ジングされた作品を楽しんでいただく形式ですが、発表会はふだん劇場では見られない稽古場での実践を 劇団員と参加者とで共有し、作品が作られていくプロセスを楽しんでいただくというコンセプトになっています。Vol.2では太田省吾の戯曲を集まった全員で声に出して読みます。書かれた台詞を読むことで起きる「役と重なる/役から外れる」という事象を見つめ、その時に何が起きているのかを考えていく場になればと思います。とはいえ、本発表会で創造性や読みの技術は求められません。日本語で書かれた戯曲を音読でき上記の問いを共に考えてくださればどんな方でも歓迎いたします。俳優として活動している方はもちろん、演劇に俳優以外の形で関わっている方や演劇に親しみのない方も気軽にご参加ください。

目的
「役と重なる / 役から外れる」の実践と観察、プロセスとしての作品受容。

対象
日本語を音読できる方なら、誰でも歓迎です。各回のコピー代だけ頂く予定です。

スケジュール
2019年

4/6(土)『乗合自動車の上の九つの情景』
4/16(火)『小町風伝』
5/1(水・祝)13:00-16:00『裸足のフーガ』
5/14(火)『死の薔薇 プラスチックローズ』
5/29(水)『棲家』
6/4(火)『更地』
6/18(火) 『↗ヤジルシ』
6/25(火)予備日 ※5/1以外は18:00~21:00で実施します

流れ
1. 一台詞ずつ全員で回し読み  2. 役を当てて読む  3. 空間を使って読む
(上手に読むということはしません。技術向上が目的ではないので安心してご参加ください。)

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